認知症になった父と娘と、記憶を失った少年が暮らし始める。淡々と話が進むと思ったら、後半数十ページでの激動と飛ぶように過ぎる時間に驚きました。そしてゆっくり終わる最終章。読み終わって、なるほど「嘘」か…と思いました。