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選書ツアーの図書が入荷しました
2011年1月27日
選書ツアー図書
選書ツアーコーナー

選書ツアーでの選定図書の整理が終わりました。図書館でコーナーを設けています。是非ご利用下さい。

参加者からの感想文と推薦文を紹介します。図書選びの参考にどうぞ。

選書リスト

感想文

私は、主に研究や講義のレポートのために図書館を利用しています。 これまでは、図書館にない、もしくは欲しいと思った本は、主にAmazonを利用して購入する機会が多かったです。 今回、天神のジュンク堂書店での選書ツアーに参加し、大きな書店の魅力を再確認しました。ある程度、 読みたい本やその本が図書館に所蔵されていないかという情報を調べていましたが、お目当ての本の周辺に関連する本が多くあり、 ついつい手に取って内容を確認していたら、2時間という制限時間があっという間に過ぎてしまいました。 予算を考えるともっと多くの本を選びたかったなぁと感じています。しかし、新しく興味を引く本に出会えたことも、実際に書店を歩く魅力の一つだと実感しました。 本当に選書ツアーに参加できて良かったです。このような機会を頂けたことを感謝いたします。

今回選書ツアーに参加して、インターネット上で本を選ぶのと、実際に書店で本を手に取り選ぶのは、大きく異なると感じました。  インターネット上で本を選ぶと、評価やレビューの情報があるためハズレの本を選ぶことはほとんどありません。 しかし、本をキーワードで検索するため、購入する本は現在興味を持っている分野のものに限られます。 一方で、実際に書店で本を手に取り選ぶと、様々な本が目にとまるため、新しい分野への興味が生み出せるように感じました。

大学に入学しなかなかジュンク堂に行く機会が減っていたので、久々に行けて楽しかった。 また、いつもは、お金がないのであまり沢山は買えなかったが、今回は自分がいつもなら買わないような本も買えて楽しかった。 でも、自分は友人とグループ参加だったので、予算は2人で折半だったので少し物足りなかった。

この企画を利用して研究や英語のための参考資料として、毎年何冊か購入してもらっています。 専門書は分野にかかわらず、ちょっと高い。TOEICの参考書も色々揃えていると出費がかさむ。選書ツアーはそういう本を図書館に入れてもらえるいい機会です。 実際に書店でブラウジングできるので、関連書籍にも目を通すことができ、気に入ればその場で選書することができます。 図書館では常時、希望図書の申し込みができますが、一気に大量に選ぶことができます。是非これからも続けてほしいです。

選書ツアーには昨年も参加したので、今回の参加は二回目の参加となりました。 ネット上で書籍を選ぶのに対し、選書ツアーは実際に書籍に手で触れて裏表紙のデザインやカバーの質感・手触りといったことも感じ、 その上で選ぶことができることが何よりも大きな特長だと思います。加えて普段は買えないような高価な参考書や、一般的な小説であればかなりの量を選べる豊富な予算も魅力的でした。 昨年のバーコードの方式に比べると今回の方法は手軽さという点では劣ると思いましたが、それでもお店の在庫は豊富で、時間ぎりぎりまで店内を歩き回りました。 このような機会は学生にとっては非常に貴重なものだと思うので、是非来年以降も継続して欲しいです。

初めて参加しました。興味ある本を選べることは単純に楽しかったです。事前に欲しい本は10冊くらい選んでいましたが、 大体は現地でおもしろそうな本をみつけたり、その本が分館にすでにあるか携帯で調べたりするの時間を使ってしまいました。事前にほしい本をあまり増やしても見つけるのに時間がかかるので、 2時間で5万円分は自分にとってちょっとキツかったかなと感じました。

5万円もの本を選ぶことができて、大変、満足でした。しかし、事前に買う本を決めていなかったので、多少、時間がかかってしまいました。 また、これは、図書館に入っている、入っていないという判断がしにくかった。次回も、都合があれば、参加したい。

自分が是非読んでみたいと以前から思っていた本を、高い上限金額の中で選ぶことが出来、とてもよかった。 数人の個人の読みたい本を置けば、結果としてジャンルがあまり偏ることなく、図書館に置いてある本に厚みを持たせることが出来ると思うので、 そのような意味で今回の選書ツアーはとても良い試みであったと思う。また機会があれば是非参加したい。

推薦文

細野真宏の最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本! / 細野真宏著

「そもそも財政破綻って何?」「将来的に消費税はどれくらいアップが必要なの?」など、私たちが普段漠然と抱いているギモンをわかりやすい言葉と図で解説。 ニュースや新聞から得られる断片的な情報だけで判断することの危さと、経済の本質を理解することの大切さを教えてくれる本です。

この国を出よ / 大前研一, 柳井正著

世界で活躍している二人が、日本の危機的状況に対しリアルな言葉で警鐘を鳴らしています。「内向き、下向き、後ろ向き」な人にこそ読んでほしい本です。

臨機応答・変問自在 / 森博嗣著

名古屋大学工学部の助教授をしている著者は授業で学生に紙を配り、それに自由に質問を書かせる。そして翌週の授業でそれ一つ一つに答える、というカタチをとっている。 「金属は何故伸びるのですか?」のような専門的な質問から「先生、生きてて何になるんですか?」というような人生相談(?)やたわいのないようなことまで、実に様々な質問があり、それに著者が答えた模様をまとめた本。 時にハッとさせられる返答もあり、時にユニークな返答もある。単なる娯楽の読み物となるか、それとも何かを得られるかは読み手しだいだと思います。

イキルキス / 舞城王太郎著

短編三つから成る小説。一作目は思春期の主人公が遭遇する不可思議な出来事とその恋愛の話、二作目は不潔さと愛・鬱屈としたものを抱える人の話、三作目は崩壊から再構築されていく家族の話。 そしてすべてに共通することが、それらが生々しいほどリアルに描かれています。「群像」に掲載されていた作品と聴けば納得する人もいるのではないでしょうか。 良い意味でも悪い意味でも、間違いなく読み手の好みが分かれる作品だと思います。

君がオヤジになる前に / 堀江貴文著

あの堀江貴文さんの本です。「オヤジ」になるな!「思考停止」に陥るな!情報弱者になるな!というメッセージが満載です。 一部偏った意見もありますが、突っ走った人生を送り続けている堀江さんだからこその言葉に感心させられました。 自分の頭で考え、向き合うことが出来れば、“突破”できる、そういった思いが伝わる本です。 後半の表紙カバーを書いている漫画家、福本伸之先生との対談も特におススメです。

スマートグリッド革命 / 加藤敏春著

ユーエネルギーへのパラダイムシフトは本当に起こる!今、話題のスマートグリッドについて論じ、IT革命を超えるエネルギー革命の到来を予言した本です。 スマートグリッドを自動車業界、電機業界、住宅業界と組み合わせたビジネスモデルやその動きが示されており、世の中のこれからの流れを明らかにしています。 スマートグリッドによる新しい世界を想像するとわくわくすること間違いないでしょう。 最近のトピックも随所に盛り込んでおり、これからスマートグリッドについて知りたい方にもおススメの本です。

Born to run走るために生まれた / クリストファー・マクドゥーガル著

読めば今すぐ走りたくなる本です。「人間は走るために生まれてきた」、その意味が科学的な説明とともに随所に盛り込まれており、 その説得力に頷くばかりです。メキシコの伝説の走る民族タラウマラ族、魅力的なウルトラランナーたち、彼らが織りなすレースが進むにつれて物語に引き込まれていくことは間違いないでしょう。 なぜ苦しい思いをしてでも人は走ってしまうのか。ランナーはもちろん、これから走り出そうとする人には打ってつけの本です

プレゼンはテレビに学べ! / 天野暢子著

外国人にも小学生にも、内容を短時間に分かりやすく伝えるように極限まで伝える工夫をされたテレビ。 そのテレビが長年かけて研究、確立、蓄積した6つのノウハウについて本書では説明しています。6つのノウハウとは、 「伝える技術の5つの原則」「話し方、見せ方のワザ」「演出のワザ」「画面のワザ」「売り込みのワザ」「進行のワザ」です。 私は、プレゼンが得意でないので本書を読んだですが、「情報はとにかく3つに絞る」「正しく伝えるためには数字が不可欠」といった具体的なポイントを、 実例を挙げつつ説明しているので大変参考になりました。特に、「伝える技術の5つの原則」と「画面のワザ」の内容は、情報を分かりやすく伝えるためのスライド構成について説明されているため、 卒論発表などにも役立つのではないかと思います。

しらなきゃヤバイ! レアメタルが日本の生命線を握る / 日本のレアメタルを考える会編著

 本書では、レアメタルが私たちの生活とどのようにかかわっているのか、また各国でどのような争奪戦が繰り広げられているのかについて説明されています。 このレアメタルには、最近中国依存が問題となっているレアアースも含まれます。そのため、この本を読めば、レアアースに関するニュースへの理解が深まると思います。 就活準備中の方は時事ネタとして読んでおくと良いかもしれません。また、本書ではレアメタルがうつ病の薬に用いられている、日本には資源がないといわれるが、 世界有数のインジウム(液晶パネルなどに使用される)鉱床があるといった以外な事実が紹介されているので、読み物としても面白いです。

小説・秒速5センチメートル / 新海誠著

この本は、ある少年の成長と恋愛にまつわる三部作です。実はこの本、著者が監督したアニメ映画のノベライズ本です。私は、 映画の方を先に見てから本を読んだのですが、映画とは、違う部分や映画を補完する部分もあり、映画を見た後に読んでも 楽しめる内容となってましたので、映画を見たことのある人にはぜひ、読んでほしい一冊です。映画を見たことなくても楽しめる内容になっているので、 映画の方を見たこと無い人にも、読んでもらいたいです。

透明いきもの図鑑 : 別冊宝島study

これは、透明標本の図鑑である。透明標本とは、文字通り体を透明にし、骨を染色した標本である。硬骨は赤色に、軟骨は青色に染まる。 このように、透明標本にすることで骨と骨のつながりがよくわかる。 この本では、ただ透明標本の写真を並べるだけにとどまらずに、標本からわかる特徴や、標本となった生物の解説、ちょっとしたコラム等も載っているので読みものとしても楽しめる。 特に魚類の透明標本が多いので、今度から焼き魚を見るときにその骨に目が行ってしまうかもしれない。

スティーブ・ジョブズ失敗を勝利に変える底力 / 竹内一正著

スティーブ・ジョブズについてはiPodや人を魅了するプレゼンテーションで知られる。そのジョブズの失敗も有名。 「失敗するなら徹底的にやれ」 「短期的な失敗であきらめてはいけない」

英語耳ドリル / 松澤喜好著

ネイティブ発音に近づけたくて入れてもらった一冊。英語を使う現場で働きたい、ネイティブに聞き返されずに伝わる英語を話したいという思いがある人は発音に力を入れてみては。 このドリルでは教材として、Fly To The Moonが入っています。歌を口ずさみながら発音を覚えるので、大した苦もなく楽に発音が習得できます。

もしも月が2つあったなら / ニール・F・カミンズ著

「あったら」どうなるか? これにはそんな「もしも」の話が書かれています。月といえば潮の満ち引きがありますよね。 さて、もし月が二つあったら、潮の満ち引きはどうなってしまうでしょうか?

マルドゥック・スクランブル / 冲方丁著

マルドゥックシティで起きた少女真っ黒焦げ事件の解決に乗り出したのは、その事件の被害者であり、体を復元された少女バロットが繰り広げる臨場感あふれるSFストーリー。 戦闘あり、ギャンブルありでほどよく緊張感があふれる1冊。

もっとうまくなる!陸上競技 / 大村邦英著

陸上の基礎から、応用までのほぼすべての競技を網羅した1冊。陸上の競技それぞれに対してのトレーニング計画の立て方や、トレーニングでの意識のしかたまで載っていて、 これから始めようと思っている陸上経験のない素人から、熟練した玄人まで、読めると思います。

骨盤力 / 手塚一志著

一流のスポーツ選手の骨盤から、体全体の動きまでを徹底解剖した1冊。体の回転がすさまじい力を生んでいることを教えてくれる。また、 さまざまな競技に対して、その動きを身に着けるレクチャーまで書かれている。これを読めば、一流スポーツ選手の体の動きを体現できるかもしれない。運動不足の九工大生に読んで、体の動きの素晴らしさを知ってほしい。

スポーツ動作と身体のしくみ / 長谷川裕著

スポーツでの体の素晴らしい動きやその動きに必要な筋肉の動きなどを紹介している本。各種、筋肉の働きから体の動かし方、各種競技に対してどういうふうに鍛えるかのトレーニング法まで載っています。 こちらも、運動不足の九工大生にぜひとも、読んで、運動不足を解消してもらいたい。

そうだったのか!中国 / 池上彰著

最近テレビや雑誌等でよく見かける,元NHKアナウンサーの池上彰さんの本です。テレビの解説でも見られるように,「わかりやすく」を重視して述べられているのが特徴だと思います。 内容は,共産党の成立〜現在までの中国史を、日本などの他国との関わりを交えつつ展開しています。特に、※共産党の成り立ち方。そして、共産党が出来てまだ100年もたっていないのに、たくさんの矛盾と嘘で塗り固められた政治。 ※天安門事件の背景。言論の自由統制の背景にどんなことがあったのか。 ※現在までの共産党の指導者争いの内容。 の3点に特に感銘を受けました。 知っているようで知らない中国の歴史を知ることができ、なぜ中国は反日的思想を持っているのかなどの背景を知ることができたかなと思います。 また、近年の傾向として、中国に否定的な考えを持つ日本人が多くなっていると思います。私もその中の一人ですが、否定的な視点だけでなく、 「実はこういう理由があって〜、こういう背景があって〜」という、比較的中立的な視点から述べられていると感じ、いろいろと考えさせられるものがありました。 出版されたのは2010年3月頃であり、出版直前まで加筆修正されていたようで、比較的新しい情報を知ることができます。9月に起きた尖閣諸島問題のことはもちろん載っていませんが、その布石となる中国の政治的背景などは解説されています。 この本以外にも著者は、アメリカ・現代日本史などを出版しています。今回、図書館にそれらも入荷してもらいましたので、そちらの方もお勧めいたします。

ゲーム作りで学ぶVisual Basic 2010入門 / 中島省吾著

タイピングゲームやダンスゲームなど、具体的なゲーム作りを通してVisual Basic2010の基礎を学ぶことが出来る本です。 ゲームを作って遊びながら学習できるので、他の入門書等と比べて読みやすく、理解しやすくなっています。 これからゲーム作りへの一歩を踏み出したい貴方にお薦めの一冊です

Effective C++ / スコット・メイヤーズ著

C++の基本書です。非常に系統的に重点が網羅され、一つ一つの内容もあまり長くなく、説明も分かりやすいと、とても実践向きです。C++プログラマ必読の一冊です。

ゲームコーディング・コンプリート / マイク・マクシャフリー著

ゲーム開発について広く取り扱った本です。ゲーム開発のノウハウについて、設計手法からグラフィックス、AIに至るまで網羅的に説明されています。実践的なゲーム開発について多くの内容を学べる良書です。

基礎Visual Basic 2010 / 羽山博著

プログラミングの基礎を丁寧な解説を交えて説明した一冊です。内容も初心者に分かりやすくなっており、入門書としてとても読みやすくなっています。これからVisual Basicの勉強を始めたい貴方にお薦めです。

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