「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」 千田琢也著

私は大学に入って友人の影響で本を読むようになった。けれども時間がないことを理由にたまに本を読むぐらいだった。そんな時、友人に誘われ選書ツアーに行った。本屋さんには実に様々な本があり、時間を忘れてしまうぐらい本を見ることに夢中になった。本を選んでいる時にこの本に目がとまった。なぜならこの本の著者は私と同じ大学生の時に初めてマンガ以外の本を読み始め2000万円を本に使い、4年間で一万冊の本を読んでいたからだ。
また、この本は右のページな著者が伝えたいことが一言で大きく書かれ、左のページに簡単な説明が書かれている。そして各章の最後にジャンル別に著者のおすすめの本が3冊ずつ紹介されていて、普段本を読まない人にとっては読みやすい本である。この本を読んで感じたことは、本を読むことは他人の意見を聞くということだ。本は毎年何千冊も出版されており、その数だけ誰かの意見が発せられている。本は好きな時間に好きな場所で読むことができるので、自分の今の環境を変えたい時や、人の意見(普段はなすことができないような人)に耳を傾けたい時は本を読むことが最も良い手段だと思う。