「少女たちの羅針盤」 水生大海著

四人で劇団を結成した女子高校生の内の誰かが誰かを殺している…
という謎の答えが、現在の視点と4年前の劇団結成時の話とが
交互に描かれる内に解かれていくミステリ。
読むうちに誰が犯人でも誰が殺されて嫌だと思えてくるけど実は…
巻末にある30ページの短編が面白い。夜のガラスには気をつけようと思う。