STATE OF THE PLANET by David Attenborough
アッテンボローがみた地球
2巻
WHY IS THERE A CRISIS?
なぜ危機は起きたのか
(50分)

第2巻では、地球を危機的状況に追い詰めた、人類の5つの行動について考えていく。人類の本質は、人口を増やし安全を手にいれ、文明を発達させることにある。他の生物への影響を予測できずに発展していった結果、世界各地で多様な生物種が失われつつある。1. 生物の過剰採取、2. 外来種の持ち込み、3. 生息地の破壊、4. 生息地のアイランド化、5. 大気汚染。これらの行動がいかに生態系に影響を与えたのかを、それぞれ事例をもとに紹介していく。熱帯の楽園ハワイでは、この島に元々生息していた動植物の多くがすでに絶滅し、人間が持ち込んだ外来種がはびこっている。また、かつては多くの大型ほ乳類が世界各地に生息していたが、大量採取によって今ではアフリカ大陸がほとんどとなってしまった。アフリカではなぜ絶滅しなかったのか?都市建設が生態系に与える影響も紹介する。

<出典>
BBC 総合カタログ2011(MARUZEN)