【本紹介】『エッセンシャル思考』~本当に大切なことに集中するためのシンプルな習慣~/グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳)

『エッセンシャル思考』~本当に大切なことに集中するためのシンプルな習慣~

こんにちは! 戸畑LSSの篠崎です!

仕事や学業で忙しく、やりたいことに時間を割けない…。 そんな日々を過ごしている方にこそ読んでほしい一冊をご紹介します。

今回紹介するのは、グレッグ・マキューン著の『エッセンシャル思考』。 大量の情報や選択肢の中から「本当に重要なこと」を見極め、大事でないことを切り捨て、 そのプロセスを仕組み化することで、エッセンシャル思考を生活に定着させる方法が学べます。

📌 本書の特徴と伝えたいメッセージ

『エッセンシャル思考』は、現代社会でありがちな「なんでもやろうとしてしまう」状態から脱却し、 本当に重要なことにだけリソースを集中させるための考え方を示しています。

多くの人が抱える「やることが多すぎて、何から手をつければよいかわからない」という問題に対し、 「選択と集中」の具体的な方法論と心構えを丁寧に解説している点が特徴です。

本書のメッセージはシンプルですが強力です。 「すべてをやろうとするのではなく、本当に大切なことだけを見極め、断る勇気を持つ」。 この意識の変化が、仕事や人生の質を大きく向上させるのだと教えてくれます。

💡 印象に残ったポイント:「習慣のプロセス」について

本書の中で特に印象的だったのは、「習慣のプロセス」がエッセンシャル思考を定着させる大切な仕組みとして位置づけられていることです。 習慣は、「トリガー(きっかけ)」→「行動」→「報酬」という流れで成り立っており、 やりたい「行動」を習慣にするためには、その前段階の「トリガー」が重要だと著者は述べています。

実際に著者は、携帯電話の充電を始めることをトリガーに日記を書く習慣を作ったそうです。 このように、やりたい行動だけに注目するのではなく、 定期的に訪れるイベントや行動をトリガーに設定して習慣化する考え方が非常に面白いと感じました。

🔄 今後の活かし方

私もこの考えを取り入れ、23時という時間をトリガーに日記を書く習慣を始めてみようと思います。 日記を書く目的は、単に記録を残すだけでなく、 「大量の情報の中から本当に重要なことを見極める技術」を高めることにあります。

たくさん書こうとすると続かなくなるため、あえて一日にあった一番重要なことだけを絞って記録するつもりです。 こうした少量に絞った記録が、自分にとってのエッセンシャル思考のトレーニングになると感じています。

📘 まとめ・読者への問いかけ

『エッセンシャル思考』は、やることに追われて忙しい現代人にこそ、 「やらないことを決める」ことの大切さを教えてくれる一冊です。

あなたにお聞きします。 今日のあなたの行動の中で、本当に重要だったことは何でしょうか? そして、やらなくてもよかったことはありますか?

まずは「本当に大切なことを見極める」ことから、エッセンシャル思考を始めてみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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