リポジトリFAQ

リポジトリに登録すると大学に著作権を譲渡したことになるのでしょうか?
いいえ。著作権者に変更はありません。
リポジトリ登録許諾書でご許諾いただくのは、
・公衆送信権(利用者の求めに応じて無償で送信すること)と、
・複製権(論文等を電子化しサーバへアップロードすること)のみです。
出版者への掲載許諾は自分でするのですか。
出版者(出版社・学会等)への確認は図書館が行います。
著者による申請が必要な場合は、ご協力をお願いします。
共著者がいる場合は、共著者全員から許諾を得る必要がありますか?
著作権がすでに出版者に譲渡されている場合は、原則不要です。
ただし、後のトラブルを防ぐため、オープンアクセスにすることについて予め合意を得てください。
著作権が著者にある場合は、共著者全員の方から学術機関リポジトリ登録についての許諾が必要です。
図書館ではリポジトリ登録のための論文及び著者の登録許諾書の提供を受けた時点で、 共著者からの許諾は何らかの形で得られているものとして取り扱います。
共著者へ書面で許諾を求めたい場合は、様式3(PDF(138KB) /Word(32KB))をご利用ください。
特許に関わる論文を登録する際、注意することはありますか?
リポジトリで登録(公開)する時期にご注意下さい。
論文に特許に関わる情報が含まれており、公開時期に指定がある場合は登録申請時にお知らせください。
また、論文公開が可能になってから、ご提供くださってもかまいません。
リポジトリに登録すると、どんなメリットがありますか?
九州工業大学学術機関リポジトリは、九工大で生産された教育研究成果を大学が責任をもって保存し、その情報を世界へ発信するデータベースです。
散逸しがちな教育研究成果を長期的に保存することができます。
またここに登録された論文などは、世界中から自由に本文へアクセスすることが可能となり、より多くの人に教育研究成果を知ってもらうことができます。
このように可視性が高まることで、共同研究や産学連携のきっかけをつくることも期待できます。
また、大学にとっても研究・教育活動を公開することで社会への説明責任を果たすことができます。
登録した後で登録を取り消してもらうことはできますか?
「九州工業大学学術機関リポジトリ運用要項」の第7条(1)より「登録者本人から削除の申し出がある場合」削除することができます。
削除したい論文のデータ (タイトル・著者・出版年等)と削除希望の理由を附属図書館リポジトリ担当までメール等でご連絡下さい。図書館で削除いたします。
著者最終原稿とは何ですか?
出版社の編集作業が加わってない状態のもので、 論文の内容は雑誌に掲載されたものに限りなく近い原稿のことです。

出版された原稿(雑誌に掲載された論文そのもの)は出版社版と言い、著者最終原稿と異なります。
学術機関リポジトリへ登録するために、この著者最終原稿が必要となる場合がありますので、お手元に保管をお願いします。
リポジトリに登録した論文のリンクを、個人のホームページやSNS等にはることはできますか。
リンクは、ご自由に行なって頂いてかまいません。
リンクをはるときは、論文データにあるハンドルシステムのURL(下記参照)をご利用ください。
※ハンドルシステムとは
 各論文(コンテンツ)に一意の番号を付与することで、URL管理が可能となります。
 サーバの変更に左右されず,永続的なアクセスが保障されます。
 例)http://hdl.handle.net/10228/XXXX
他大学(機関)へ転出したり退職した場合、登録データはどうなりますか。
特にお申し出がない限り、そのまま本学リポジトリで保持されます。